今年はどこへ行ってしまったのでしょうか。
いつの間にやら。
この一年間は自分のうち側にこびりついていた焦げをガシガシと掻きだしていくような一年でした。
数十年間も自分自身と同化していましたから見えているのに見えていない。
そこにスポットライトが当たってしまったものですから、こそげ落とすしかないのでガシガシガシガシと。
何だかなあと肩を落とすような出来事や、嬉しくて舞い上がるようなこともあったり。
12月に入って落ち着いてきたかと思えば何でやー!と叫びたいほどの出来事があったり、生きていることを悦べる出来事もあったり。
浄化の強化年間ともいえる一年。
いろんな出来事がありましたが、どれも喪失感をともない手放すということを学ぶものばかりでした。
逃げることもできず、向き合うことしかないというのは大変つらい作業ではあっても、それは人生のなかで人を成長させる福音なのでしょうね。
じっくりと向き合っていくことで心が熟成しているような感覚を味わっています。
こういうことを経ていくと、仕事においてもやっていることは同じなのに施術の効果がパワーアップしてきたようです。
実際に施術を受けている患者さんからの声が変わってきていて、施術の質でいうと深度・進度・震度がすすんだのを実感しています。
幼い頃から感情と欲が薄くモノクロな世界観の中で生きていました。
この仕事に従事したくさんの方の人生を垣間見て、わたし自身も年を重ねていくうちに、いろんな出来事を経て様々な感情を味わうようになってきました。
とても鮮やかで色彩豊かな世界観です。
人生の根底は大丈夫という素材だけでできているのはわかってはいますが、肉体を持って生きていると五感、五情、五欲に引っ張られてしまい、その影響力は計り知れません。
来年はどんな一年になるのでしょうか。
事あるごとに自分自身に聞いてみるんですよ。
いま大丈夫なん?俺って幸せ?
「大丈夫、100%幸せ」
何だかんだと色々あっても幸せでしかないんでしょうね。
皆様におかれましても実りある一年となりますように、健康で豊かな生活を営まれますようお祈り申し上げます。
どうぞ佳い年をお迎えください。
地元の大麻山を撮ってみたら、鳳凰の彩雲も映り込んでいました。
ご利益のお裾分け◎