とうとうゲットしましたテレフンケン◇ダイヤマーク付きの真空管。
真空管の底面に「◇マーク」が入っているものを指しています。
NOS(New Old Stock=新品の長期保管品)です。
高価なものだけに偽物も多く出回っているそうでどんなもんやろかとおそるおそる音を鳴らしてみる。
4本ともそれぞれに多少の個体差はあるものの、鮮明に音が際立っていて解像度がとても高く、音がぴょんぴょんと弾けていくような元気の良さ。
マドンナをかけてみるとドレス・ユー・アップの初っ端(しょっぱな)にドラムのタン!タン!タン!タン!が気持ちよくて背中がヒャー!ってなります。
めちゃんこ良い!
バッハやモーツァルトなどは楽器の一つ一つがクッキリと鮮明に、演奏している音場の奥行きが目に見えるようでハ〜♡ってなります。
音響工房アナログ式の今井さんは「テレフンケンは繊細で美しい音色です」と仰られていたのがよくわかりました。
ちなみに元箱には¥750の値札が。
40〜60年前?は一本がこの値段で売られていたんでしょうか。
いまじゃ未使用の新品だと軽くこの値段の10数倍以上の値がついています。
真空管って消耗品なんで使いどころを考えてしまいますね。
この繊細で美しい音色を奏でるテレフンケンって、以前に入手した旧チェコスロバキア製テスラのヴィンテージ真空管とよく似た印象です。
テレフンケンが真空管の製造に使っていた工場をテスラが買い取ったという経緯があって、真空管の製造法もよく似ているそうです。
テスラは煌びやかで軽やかな音色です。
テレフンケンは少しだけ重厚さを増している感じです。
旧チェコスロバキアとドイツ、それぞれのお国柄が特徴に出ているような印象でしょうか。
どちらも音の解像度が高く、遜色ありません。
あとは好みですね。
西のテレフンケン、ムラード、東のテスラと揶揄されているとかいないとか。
この三つは断トツに音質が良すぎです。
うちに来られたときに聴いてみたい方は仰ってください。
聴き比べしてみると聴覚がくすぐられて面白いですよ。
松のを治療院 谷本吉隆
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