兄弟子との再会 - 松のを治療院

15年ぶりに福岡県にいらっしゃる兄弟子の溝上先生と再会。

師匠の元では一番上の兄弟子で、右も左もわからない駆け出しの頃はよく叱られたもんだった。仕事モードだからいつもピリピリしてめっちゃ怖かったのよ。

大阪にある師匠の治療院に行けばいつもいらっしゃるもんだから溝上先生は大阪で治療院を構えていらっしゃる方なのかと思っていたら、毎週のようにご実家の福岡から飛行機で師匠の治療院のローテーションに入り仕事をされていて、師匠がギックリ腰で仕事ができないときは自分の福岡での仕事をほったらかしてまで師匠の治療院に入って一番先頭に立って仕事をされていた。

そんな時にほかの兄弟子と「どんなに節約しても経費が400万円もかかってしゃあないんやわ～」と談笑されていて、世間知らずで稼ぐことになんの興味も持っていなかった駆け出しの頃は開業するとはそういうもんかと思っていたんだが、いざ自分が家庭を持ち、子を授かり、開業してみるととてもじゃないがそんな余裕なんてあるもんじゃない。

奥さんに財布を渡すこともできないくらい大変なご苦労をしながらの毎日だったそうだが、二人の息子さんを医学部に入れて次男さんは今年卒業してくれるからやれやれなんよと笑っておられた姿がカッコよく見えてしまう。

男気溢れるカッコいい兄弟子なんです◎