先日、午後から時間が空いたので義父の墓参りと実家のある久多の集落まで足をのばしてきました。
今はもう誰も住んでいませんが、この古民家にいらっしゃったオバさんが作っていたよもぎ餅はとても美味しくて大好物でした。
久多の里が好きで一人で行ったこともあって、オジさんとオバさんに挨拶しにいったらたくさんの野菜と一緒に頂いたよもぎ餅がもう食べられないのが残念です。
今でこそ京都市左京区になっていますが、久多の集落は平家の落武者の隠れ里だったそうでとんでもないほどの山奥です。
こんな山奥にまで渓流をさかのぼり、土地を開墾してきた人たちの苦労はいかほどであったのかと想像すると感動を覚えます。
親戚の家の前を通ると義父のいとこにあたるオジさんと妹のオバさんがたまたま家の風通しに帰省していて、縁側に座りこんでしばしの談笑。
帰り際に鹿の角が落ちていたんだといただきました。
鹿は山神の使いだと聞いているので、久多の集落を守る神さんから「また来いよ」とご褒美でも頂いたような気分です。
とてもありがたく。
松のを治療院 谷本吉隆
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