「手が温かいですね〜、貼るカイロみたい」とよく言われます。
手に意識が集中しているので気血が集まり手が熱くなっています。
この手の温もり、温かさでもって全身をくまなく施術していると、受けている人は日常生活でぐるぐる回っていた思考がスローになってリラックスした状態になっていきます。
頭や首に触れるとものの10秒もしないうちにいびきをかいて寝てしまう人もいるくらいです。
心地よくなってくると次第に思考が止まり、全身の皮膚感覚だけになっていきます。
そしてこの皮膚感覚も次第に薄っすらとしたものになります。
この感じられるかどうかの薄っすらとした皮膚感覚と呼吸しているだけの状態が瞑想状態です。
呼吸しているのかしていないのか、ふわ〜っとした感覚。
意識はあるのに身体はリラックスしている状態。
この深くリラックスした状態が自己治癒力と免疫力をあげ、症状は治癒していき痛みの回復も早くなっていきます。
辛い症状で痛みなどがあるとき、その痛みに意識が集中しがちです。
その意識が外れてリラックスした状態になることで心も身体も健康で元気になっていきます。
手から伝わる温かさ。
その温かさを感じる。
ちょっとしたことで人は元気になるんです。
元気でいましょう。
松のを治療院 谷本吉隆
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