新らしい元号が令和と発表されましたね。
ちょうど京都市内へ往診した際に、患者さんのお宅でテレビ中継を観ていました。
額縁に入れられた令和の文字を見たとき、透きとおった若々しい緑が竹のように真っ直ぐ天へ向かって伸びていくイメージが浮かびました。
平成は平らかに成るでした。
日本人の多くが地震や津波など大きな災害を経験することで生命(いのち)と向き合うようになりました。
生命と向き合うことは生きることの根幹であり土台となります。
令和の時代は平らに安定し土台ができあがったこの日本から、天へと真っ直ぐにのびた力がこの星を包みこみ和となっていくのでしょうか。
それは私たちひとりひとりが担っていくことかと思います。
この星に住む生きとし生けるもの全ての生命が共存共栄し、平和な御代となることを願います。